人生セルフ人体実験

何をするにしても自分で試すのが一番

スパイスカレーはじめました

突然ですが、私は料理が好きで基本自炊してます。
引っ越す時も、調理台と二口コンロがあるかわりに居住スペースが四畳半に毛が生えた程度の部屋を選ぶくらい。
そんなこんなで1年くらいは適当に料理してたんですが、ふと何故か頭にインド人を右に的な発想が浮かびました。
これはもうやるしかない、ということで、スパイスカレーを作ってみることにしました。

スパイス集め

まずはスパイスを集めなければ話になりません。
とりあえず、エスビー食品ハウス食品といったスパイスメーカーのページ、さらにスパイスカレー界のカリスマ的存在らしい印度カリー子氏ツイートを参考にするなどして、必要なスパイスを確認、調達します。
ただ、即飽きたり適正が無くて諦めたりする可能性もないことはないので、代用が可能なものは極力手持ちのものでどうにかすることに。
そうして、こしょう(ふつうの)、一味唐辛子(レッドペッパーの代わり)、それとローレルが手元にある状態からスタート。
安いところから買い揃えるとして、クミン、ターメリック、ガーリックあたりを購入したところで、カルダモンの高さにちょっと怖気づきます。
「カルダモンって398円もするんか! しかも必須スパイス」(驚く金額が貧乏くさい)
傷病手当金生活であんまりお金ないのにどうしよう…と思っていたところに、実家から助け舟が。

母上「食べ物とか送ってあげようと思ってるんだけど、なんかリクエストある?」
私「カルダモン
母上「!?」

そんなわけで、他にコリアンダー、シナモン、クローブ母が間違って買ったクミンシードを送ってもらい、一通りは基本のスパイスが揃いました。

作ってみる

さて、スパイスが揃ったところで作ってみようとなりましたが。
一体全体スパイスカレーってどうやって作るんじゃい、というレベルのド素人です。
まずは素直にレシピ通りに作ってみることにしました。最初のレシピはこちら。
housefoods.jp
天下のハウス食品様のレシピだから間違いないだろうということで、せっせと作っていきます。
ちなみに、このレシピから一部変更した点は、
鶏もも肉→鶏むね肉
・生にんにく(チューブ)→にんにく(フレッシュ)
・レッドペッパー→一味唐辛子
こんなところです。

調理自体はレシピを追っていけば、ある程度心得のある人なら何ら問題なく進められるものでしたね。
スパイスの準備に若干手間取った(瓶からなかなか出ないとか)ので、食材に火を入れ始める前にスパイスの準備をしてしまったほうがいいかも。

f:id:harui_harui:20200220193745j:plain
こんなかんじで調理進行
で、出来上がりがこちら。
f:id:harui_harui:20200220193818j:plain
鶏むね肉のスパイスカレー

初めて作った割には美味しくできました。
作りながらスパイスの香りと味を単体でチェックしてたんですが、それだけだとなんじゃこりゃ、ってなるものでも、合わせてカレーになると、「あ~このスパイスってここの部分の味とか香りなんだ!」ってのがわかって大変楽しいですね。
調理時間も全体で40分くらいだし、煮込み中に器具の片付けもできるので楽です。

もうひとつ作ってみた

初回で使ったカットトマトやヨーグルトが余っていたので、後日また作ってみました。
今度はしめじとボーロッティ豆(うずら豆)のベジタブルカレーです。
レシピは前回と同じのを基本に、
・唐辛子を前回の半分くらいに
・シナモンを小さじ1程度追加
こんな感じで。
肉が入らない分、旨味がどうなるかちょっと心配でしたが、トマトの酸味と豆の甘味のバランスが取れた優しい味に仕上がりました。
これなら辛いのが苦手な人でも全然いける。

f:id:harui_harui:20200220194617j:plain
こいつが第二弾

スパイスはたのしい

やる前はスパイスむずかしそー! って思ってましたが、使ってみると意外と各スパイスの香りとか味で、「こいつをこのくらい使うとこんな風味が出るな」ってのがなんとなくわかるのが面白いです。
それに、スパイスを覚えるとカレー以外にも応用が利くので、料理の幅そのものも広がります。
(実際、初めてのスパイスカレーの翌日にタラのスパイスムニエルを作ったら大変美味しくできました)
本場インドではいわゆる薬膳みたいに、その日の体調なんかも考えてスパイスの調合を変えるとか聞きますし、ここはひとつ療養や体調管理の一環としてもスパイスの知識をしっかり身に付けたいところですね。
メンタルに効くのかはしらんけど。