人生セルフ人体実験

何をするにしても自分で試すのが一番

札幌~東京を自転車で(だいぶワープしながら)自走してみた(その4、大洗駅前~都内自宅)

札幌~東京のチート自転車旅シリーズも最終回。
ラストは大洗駅前を出てから、東京の自宅アパートに到着するまでです。

(その1)札幌~苫小牧
(その2)苫小牧~大洗(1)
(その3)苫小牧~大洗(2)
(その4)大洗~東京 ←いまここ

水戸駅

14時45分頃に大洗駅を後にし、水戸駅に繋がる国道51号線へと向けて走行を再開します。
地図を見ればなんてことのない一本道なんです…が!
その一本道に入る前に余計なところで交差点を曲がってしまったせいで、気づいたら予定のルートをかなり外れてしまっている状態に。

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ここはどこですか
15分くらいロスした挙句、観念して地図を確認し、元の道に復帰。無駄に遠回りをしただけでした。

所定のルートに入ってしまえば、あとはややトラックが多いことを除けば、平坦で道幅も十分な自転車にとっては走りやすいコンディション。
これ以上は迷わず、30分ほどで無事水戸駅前に到着しました。

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水戸駅南口

初めての輪行

水戸駅からは残り時間の問題もあるので、松戸駅までJRを使ってワープすることに。
(松戸までなのは、自転車を抱えて都内の帰宅ラッシュに突入するのは顰蹙を買いそうというか、物理的に無理なんじゃ…と考えたため)
駅前のバス・タクシー乗り場の近くの一角を借りて、早速自転車の解体とパッキングに取り掛かります。
ホイールの取り外しに関しては何度もやったことがあるし、冬の間に輪行袋にしまって室内保管していたので問題ないだろう…と思っていたら!
タイヤがブレーキシューに引っかかって外れない!

迂闊でした。
今までの経験は、クロスバイク(Vブレーキなのでタイヤと干渉しない)か、ロードでも空気を抜いた状態だったことに、この場で気づく痛恨のミス。
想定外の出来事に弱い私はとっさにスマホキャリパーブレーキ輪行方法を調べますが、落ち着いていない状態でまともに検索できるわけもなく…。
結局、携帯工具の六角レンチをおもむろに取り出し、ブレーキシューを片方外すというあまりにも脳筋すぎる方法で解決する暴挙に出てしまいました。
(後で調べたら、ブレーキの横にクイックリリースレバーがあるからそれを上げるだけでよかったと…そりゃ当然そういうのありますよね…)

まあ、そんなわけで30分くらいかかるも無事(?)輪行の準備を整え、水戸駅のコンコースからホームへ。
自転車袋を抱えて改札を抜けるのはなかなか大変だとわかりました(学生の帰宅時間帯でそこそこ人も多かったし)。
なんとかホームまで行き、ちょうど入線中だった常磐線の上野行き(E531系)に乗車(特急を使う予算は無い)。
自転車が邪魔になるので、最後尾車両の一番端(運転室のすぐ前)に陣取り(座らないというか座れない)松戸まで運ばれます。

松戸から走行再開

2時間近く電車に揺られ、松戸駅に到着したのは18時少し前。
さすがに水戸に比べて人も多く、これ自転車組み立てる場所あるかな? とやや心配になりましたが、西口になんとか広げられそうなスペースがあったのでそちらを拝借します。通行人にチラチラ見られるのは仕方ない
収納時に比べると半分以下の時間(それでも10分ちょいはかかった)でセットできたので、早速走り始めたのです…が!

まさかのサイコン無反応。
最初はセンサーの位置ずれを疑って色々調整してみたのですけども、どうも電池切れの可能性が高いなと判断。
えぇ~ここで電池切れって…と自身の持ってなさを嘆きますが、どうしようもないので、サイコンは無視してサイクリングアプリのみを頼りにすることに。

この先しばらくは土地勘が全く無いエリアを走ることになるので、当初の計画は
亀有駅付近から環七通りに入り、練馬付近まで行く」でした。
やや大回りになってでも東京の迷路みたいな道を避けて、道を確認する時間の削減と走行スピードの上昇を狙う作戦です。
…だったんですが、江戸川を渡ったあたりで早くもルートを見失い、おまけにスマホのバッテリーが残り少なかったためにリュックの中で充電せざるを得なくなり(フロントバッグが欲しいと思った)、気がついたら環七通りを通り越し荒川まで来てしまっていたという有様。
こうなったら仕方ないので、東京中心部を突っ切る作戦に変更です。
細かく書くと長くなるので割愛しますが、
西日暮里駅の高架下を抜ける
小石川植物園の南側を回り
・そのまま真っすぐ大塚駅前まで
という流れで、ようやっとある程度道のわかる所まで来ました。ここまでで2時間もかかってしまっている。

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大塚駅南口
とはいえ、大塚まで来られればあとはほぼ迷う心配も無いので一安心。
池袋駅の南側から立教大学脇を通り山手通りに抜け、そこから目白通りに入るとようやく当初予定ルートの環七通りに合流です。
この先はルートもわかりやすく、特に問題なく走ることができまして、 池袋駅から1時間くらいで無事自宅に到着しました。
(自宅バレは嫌なので23区の西の端の方とだけ書いておきます)

無事ゴールして

正直途中でもっと問題が発生するかなとも思っていたのですが、輪行のうっかりとサイコンの電池切れ以外はほぼトラブルフリーで完走できてしまったので、若干拍子抜けなところはありました。
運が良かっただけとも言えますが、何より走っていて楽しかったのでそれでオッケーかな? ということにしておきましょう。
ちなみに特に筋肉痛とか膝痛とかそういうのにはならなかったので、背中の荷物を下ろせばもうちょい楽に走れるのではないかなとも思いますね。
(なお、別の理由で2週間ほど悩まされることになったので、後日別に書きます)
今後も機会を作って自転車でいろんな所に行ってみたいですね。自転車はいいぞ

おしまい