北海道~首都圏の移動に新幹線を使うメリット
北海道と首都圏の間を移動する際の交通手段といえば飛行機。
最近は成田便のLCCも充実しているので貧乏旅行もお手軽に。
だがそんな状況でも、あえて鉄道(新幹線含む)で移動するメリットとは。
何回かやってみた経験をもとに考えてみます。
鉄道移動のデメリット
まずはデメリットから。
時間がかかる
札幌~新宿間の移動の場合、
飛行機だと羽田で4時間弱、成田でも5時間程度なのに対し、
鉄道はまさかの8時間半。これではどうあがいても敵いません。
高い(平常時)
平常時であれば羽田便で1万円前半、成田のLCCなら安くて5~6000円で飛べる(+空港までの移動分)ですが、
新幹線を使ってしまうと26000円超え。これも非常に厳しい。
明らかに劣っている点はこのくらいですが、これだけでもう絶望的なくらい弱い…。
じゃあメリットは?
メリット、ちゃんとあります。
悪天候に(比較的)強い
飛行機が飛べなかったり目的地変更したり引き返したりするような悪天候の場合でも、鉄道なら運行できるケースも結構あります。
まあ徐行したり何なりで遅延はしますが。
揺れは少ない
飛行機って気流が乱れてたりすると結構揺れるじゃないですか。
陸路の場合はそのへんはあんまりないです。
車内が広い
飛行機に比べると、座席の幅も広いし、足元も余裕があります。
窮屈なのが嫌な人にはおすすめ。
緊急回避できる
万が一乗車中に体調が悪くなってしまった場合、最悪途中下車という技が使えます。
飛行機だと密室なのでそうはいかない。
価格(繁忙期)
平常時では全く歯が立たない料金も、繁忙期であれば話は別。
飛行機が片道25000円とかになると、陸路のほうが安くなります。
(しかし時間がかかるのは相変わらずなので、それだけ時間をかけるメリットは…と聞かれると言い返せない)
結論
正直現状では、飛行機が嫌いとかあえて陸路で移動したいとか、そういう理由がない限りはあまりメリットがないです。
ただ、上記のようなメリットがあるにはあるので、そのへんのリスクを低減したい人にとってはありがたいかも。
そうでない人でも、札幌~首都圏間が4時間とはいかなくても5時間くらいになればまだ可能性あるんじゃないかな…。
でもたまにいつもと違うことをしてみるのも楽しいので、よかったら一度試してみてください。
更なる可能性
船(!?)
深夜バス(!!!!?)