人生セルフ人体実験

何をするにしても自分で試すのが一番

PC組み替えました。

先日、突発性PC組みたい症候群が発症してしまい、
従来のDeskMini A300では当初の想定より接続機器が多くなったことで拡張性が限界を迎えていたこともあり、
思い切ってPCを組み替えることにしました。

従来スペック

部屋が狭いこともあり、ASRock DeskMini A300を使用し、
そこにAMD Ryzen 5 3400G、メモリ16GBの構成でした。
ただ、DeskMiniは増設ポートを使ってもUSBポートが計5+1(Type-C)しか無いため、
当初よりもUSBヘッドセットやらゲームコントローラやらが増えた状態では、これ以上の拡張ができない状態でした。

組み換えのパーツ選定

まず大前提として、現在DeskMiniを設置しているカラーボックスの内部に入るサイズのケースが必要です。
そうなると、マザーボードも必然的にMini-ITXになります。
ちなみにこれまでATXMicroATXの自作経験はありますがMini-ITXは初めて。面白そうじゃん。
ここで問題になったのが、Mini-ITXとはいえども求めるサイズに収まるケースがなかなかありません。
そこで選んだのがこちら。
RAIJINTEK METIS PLUS
小型ケースとしては既にお馴染みの製品。カラーは白にしました。
うまくやると通常サイズのグラボも載るそうです。今回は載せないけど。

で、マザーですが、APUはRyzen5 3400Gを流用するので、400番台チップセット以下、またはX570のものが必要です。
これがなかなか厄介で、現在の市場ではMini-iTXはほぼB550とかA520なんかのの500番台に移行してしまっていて、
B450は置いてあってもMicroATXばかり。
そんな中でやっと見つけたのがこちら。
GIGABYTE B450 I AORUS PRO WIFI (rev.1.0)
条件を完全に満たすだけでなく、HDMI2とDP1でAPUによる3画面同時出力が可能な優れものです。

あとはメモリと電源。
メモリは安定のCrucialの8GB*2=16GB。
DeskMiniの時は計32GB詰んでいましたが、明らかにオーバースペックだったため適正化を図ります。
そして電源ですが、実家で使っていたSeaSonicの電源(そんなに古くない)をそのうち持ってきて載せようと考えたため、
今回は適当な安い電源を繋ぎに使おうとしました。
そんなわけでCOOLER MASTERの550Wを購入。

…が、これが結果的にとんでもない事になるわけです。

組み替え開始

マザーだけは店舗に無かったのでAmazonで注文し、残りはアキバで買ってきていざ組み替え開始。
METIS PLUSは事前に動画を見て組み込み手順やコツなどを把握していたので、それほど苦労せずにセットできました。
マザー倒立タイプのケースも初めてなので新鮮。
流用するSSD2枚はケース底面に1枚、側面に1枚を配置。
そんでもって最後に電源ですが、ケチってモジュラータイプを選ばなかったら…。
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こ れ は ひ ど い 。
CPUクーラー(これも流用)が小型で、グラボも無い構成だから入ったようなものですが、エアフローも何もあったもんじゃない。
発熱が多いパーツを使っていたら間違いなく死んでいた。
これAPUがRyzen Pro 4000G系だったらヤバかったかも…。
先人が「電源は多少高くてもSFX電源を使ったほうがいい」と仰っていた理由を身をもって知ることになりましたとさ。

使ってみて

エアフローが滅茶苦茶なことになった今回のPCですが、存外普通に使えています。
ファンが爆音を上げて回ることも無く。
スペック的にも正直DeskMini A300時代とあまり変わりません。
ただ、USBポートが増えたのは大変便利で、PCI-Expressスロットと合わせて更に拡張性に余裕が出来ました。
白いケースもインテリアに合っておしゃれで、総合的にはかなり満足度高です。 そのうちキャプチャボードとか、状況によってはグラボも詰んでみましょうかね。
電源変えてからになりますけど。